沈です
遅ればせながら、アガリスクエンターテイメント『時をかける稽古場2.0』いろんなことがありつつも京都の大千秋楽までを無事終わらせることが出来ました
ご来場いただいたみなさま関係者のみなさまにこの場を借りてお礼を申し上げます、本当にありがとうございました
一言で言うと「事実は小説より奇なり」といった公演で、そりゃあもうまじかよという出来事がわんさかありまして、扱っていた題材が題材なだけに、我々は演劇の神様に試されていたのかなあと今にして思います
劇中の彼らは全員で元の世界に戻ることを選びましたが、近い平行世界でほぼ同じことが起こるのだとしたら、きっと『タイムマシンによって繋がった三つの平行世界』というのももしかしたらたくさんあって、その中で例えば全員で戻らなかった世界もあればそれこそ可能性の数だけ、考え得る全ての選択肢がそこにはあったわけで、演劇に限らず生きていればいろんなことがあるわけで、人生とは常に選択の連続で、その選択が正しかったのかどうかは誰にも判断出来ません
でもその中で彼らは、自分たちが後悔をしない選択というのが、ちゃんと出来たのではないかなあと、ふと思ったのでした
さて、いつまでも思い出に浸ってしまうと前へ進めなくなってしまう、この作品に関しては語り出すとキリがないので、この辺で終わりにしておこうと思います
でも本当に、いろんなことがあったなあ、一つ一つの選択が正しかったのかはわからないけど、確実に言えるのは、演劇って楽しいなあという事
また必ず戻ってきます、本当にありがとうございました